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2007年8月11日浜尾遊水地自然再生協議会とは
会設立の資料と今までの活動状況を数回に分け説明していきます。
今回は浜尾遊水地自然再生協議会について総会資料より抜粋します。
浜尾遊水地自然再生協議会とは
1998年8月末、阿武隈川流域豪雨洪水が発生し甚大な被害を及ぼした。
国は治水対策「平成の大改修」を行い洪水対策の一環として遊水地整備を行なった。
浜尾遊水地は須賀川市街地の東に位置し75ha(牡丹園の約8倍)の面積があり、国の所有地となっている。遊水地は洪水の際に河川の水を一時的に溜め込み下流域への洪水被害を低減させるのが最大の目的である。ただし、平常時には地域に役立つさまざまな土地利用が可能である。そこで、
遊水地利用を地域住民参加による検討を行い2001年6月「浜尾遊水地利用計画書」を策定した。
「ワーキンググループ」2000年12月~2001年3月迄 3回開催
「浜尾遊水地利用計画検討委員会」2001年1月から2001年6月迄 4回開催
その後、「ワークショップ」(2003年3月~8月まで6回開催 市民21名参加)を行い国土交通省は2003年9月12日「ワークショップ最終報告」を発表した。
この最終報告を受け地域住民による「浜尾遊水地勉強会」を結成、会活動を経て
●多くの市民に浜尾遊水地を知って頂き、今後どうあるべきかを市民と共に考えて行きたい。
●治水はもとより地域の自然環境の活性化を促し、地域に親しまれる施設となるよう、市民が一丸となって関係行政機関と役割を明確にし、連携協力して役割を実施していくことが重要である。
との認識に至り名称を「浜尾遊水地自然再生協議会」に変更し活動している団体です。