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ふくしまの家「KUMIKO」の構造体製作見学会を郡山市にある郡山市木材工業団地協同組合で9月26日開催しました。(主催;地球と家族を考える会)

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 この建物の壁は「真壁構造体」という板の壁を繋いで造ります。板壁は板倉構法として土蔵の土壁より以前から用いられてきた伝統工法の壁ですが、今回のKUMIKOはそこに独自の技術を加え壁倍率2.2倍と1.5倍の大臣認定を取得しました。

 戦後植林された40年前後の福島杉の間伐材を厚さ35ミリの板にして、1m間隔においた4寸柱の間に落とし込んで造ります。

 土壁が(壁倍率1.5倍や1.0倍)強さや屋内環境を快適にする力、耐力性のあることは古民家が実証している優れた素材ですが、法的に窓が大きく取れず、室内が暗くなりがちなことや工期が長くかかることが難点でした。

 「KUMIKO構造体」はそれを解消して明るさを呼び込み、事前にパーツとして完成させることにより、工期短縮を図ることが出来ます。

 今後はモデルハウス(須賀川市雨田)建築を通じて、より多くの方々に私たちの取り組みを理解していただけますよう、据付見学会など多くの機会をつくって参りますので、ぜひご覧下さい。

連絡先、地球と家族を考える会(建築工房内)024-943-5400(担当;嶋影健一)

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